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ドラマなブログ。

ドラマのキャスト・相関図・視聴率速報・あらすじ・ネタバレ・感想ブログです。俳優、女優、子役のプロフィール紹介、出演情報など。ドラマ主題歌、再放送予定など関連情報も。

漫画の感動エピソードを考察! 『CITY HUNTER 〜リョウが伝えたかったこと』

CITY HUNTER  「告白のエアポート」の考察

※ネタバレを含みますのでご注意ください!

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セリジナ公国のアルマ王女と侍女のサリナが、暗殺計画から逃れるため日本の空港から姿を消し、リョウにガイド兼ガードの依頼を。

ただし、女好きのリョウから王女を守るため、アルマとサリナは身分を入れ替えていた。

リョウの活躍で暗殺は失敗に終わり、二人は無事帰国することに。

しかし、リョウとのつかの間のデートを終えても国へ帰る決心がついていない様子のアルマ王女。

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最後にリョウの好きな場所へ連れていって欲しいと頼む。

そんな彼女の心を察したリョウはある場所へと彼女を連れて行きます。

そこでリョウが語ったのは・・・

 
 

 「A person living in the underground scene like me only get to see the dirty sides of the town.

Sometimes, I feel the urge to get the hell out of a rotten town like this. During times like that, I come here.

Then I start to think that this city might be not so bad after all. That's why this is my favorite place.

This isthen only place where I can see my dream.」

 

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「おれみたいな裏の人間は…この街の汚れたとこばかり見てるからね…こんな街出て行きたくなることもあるんだ…そんな時ここへ来るのさ。するとここもまんざら捨てたもんじゃないって思えちまう…だからここがおれの一番好きな場所だ。ここは唯一おれが夢を見られるところなのさ…

 

私はかつてこの話を読んだとき、リョウは淡い恋心を振り切って「王女に戻る」という決心を付けようとしている彼女の後押しをするために、最後の思い出作りとしてここへ連れて来たのだと思っていました。
 
しかし、読み返してみて改めて別の考えが浮かびました。
 
王家に生まれ、自分の意思とは関係なく王女となる運命にあったアルマにとって、王女として暮らしていくことは自分が望んだものではなく、本当は自由に生きたいと感じています。
 
しかし、責任感の強い彼女は、その気持ちを押し殺して王女としての生活に「戻る」ことを選ぼうとしている。
 
そんな後ろ向きな想いのままでは、表向き王女として立派に役割を果たすことができたとしても、一人の人間としての彼女の人生は決して幸せなものになるとは考えられないでしょう。
 
そのことに気付いたリョウは、
彼女がこれまで歩んできた「他人に決められた王女」としての道に「戻る」のではなく、これから先、「自分らしい王女」として新しい生きがいを見つけて生きることを選んで欲しいと言いたかったのではないでしょうか?
 
王女という運命を後ろ向きなものとして受け入れるのではなく、自分で切り開いていって欲しい、と。
 
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彼女が王女であるということに気づいていない振りをしているリョウは、暗にそれを分かってもらおうと、とっておきの場所へ彼女を連れていったのである。
 
殺し屋になるしかなかった自分の運命を呪い、死に場所を求めて無駄に生きているだけだった自分に、槇村や冴子、香たちとの出会いを与え、殺し屋として生きつつも前向きで希望のある生き方ができるということを気付かせてくれた街、新宿。
 
そこが見渡せるここに連れて来ることで、運命は単に受け入れるものではなく、自分の考え方次第でいくらでも変えられる、ということを伝えたかったんじゃないでしょうか?
 
 
また、最後の最後、別れ際にリョウを騙していたことをセリジナ語で告白したアルマ対し、リョウは、実は王女だと気が付いていたことを明かします。
 
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言葉がわからない振りをせず、あえて答えを返した理由として、彼女が自分を騙していたことを告白してくれたことで、自分も言葉がわからない振りをするのは不誠実だと判断した、ということ。
 
そしてもう一つは、彼女の身分に左右されずに「王女であるということを引っくるめて、ありのままのアルマとして接していた」という自分の誠実さを伝えたかったのだと思います。
 
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これらのリョウの言動によって、アルマ王女は、リョウに対する想いが恋心から、尊敬へと変わったかもしれないと思います。
 
 
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